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■真似の真似は別物

あなたはバルーン作品を作るときは、どうやってスタートしますか?

あちこちのHPで調べて。
画像を調べて。
自分のレパートリーを改造して。
ノリで。

色々な方法があると思いますが、インターネットの普及したこの時代、風船の森を始め、色々なバルーンアーティストのHPを見て回って作品の参考にすることが多いと思います。
その時に覚えておいて貰いたいちょっとしたアドバイスとして頭の片隅に置いておいて下さい。



タイトルにあるように「真似の真似は別物」というのは私の持論の一つなのですが、キャラクターなどをバルーン化する際にはキャラクター原物を参考にするのではなく、誰かがバルーン化したキャラクターを参考に作ることが多いと思います。
その時に参考作品そっくりそのままに作ることが出来ればいいのですが、大体の場合コピーする際にずれが生じます。

いわゆる"伝言ゲーム"



仮に
参考原物を100だとするとき、最初のAさんががそれをバルーン化したときに原物の70%程似るとします。
それを参考にBさんが作品を作ってみると、Aさんの作品の70%程似たものが出来るとします。
そうすると、70%の70%=49%
すっごい抽象的な計算ですが本来のイメージの半分程度と、かなり違う物になってしまいます。

原物ポッチャマ


syanのポッチャマ


googleの画像検索で出てきたポッチャマ


(検索ヒット画像を無断掲載しています
制作者の方からご連絡頂ければ削除します)

上記写真は決して否定しているわけではありませんのでご了承下さい。
もちろんイメージ原物を直接バルーンに変換するには多少の歴と慣れが必要なのでそれ自体を否定するわけではありませんが、
自分が作りたいのはキャラクターそのものか、キャラクターをバルーンで作った作品を作りたいのかどっちなのかな?と考えてみて下さい。
もちろんバルーンの練習のために、レパートリーを増やすために沢山の作品を練習する課程で覚えるというのはありますが、作り方や、バルーン化のイメージを覚えた後は、本物を見て、そこから自分のイメージに変換する練習をすると、特にキャラ物は凄く似たり、可愛くなると思います。

syanさんはこうやって作っているけど、原物はこうなってるからこういうやり方の方がもっと似てるな。
○○○の顔の表情はこっちの方が可愛いな!
○○さんと○○さんの作り方のいいところだけを合わして作っちゃおう!

そうやって色々と試してるうちにイメージ画像原物をバルーン化できる頭が完成していきますよ。



あとは個人的な方法ですが、何かの作品を作る際には
・公式ページがあるなら訪問して、
・「google画像検索」や公式サイトできちんと資料を揃えて、
・作っている際の会話のためにもそのキャラクターの設定やチャームポイントを覚えて
・自分自身が
そのキャラクターを愛する  ←これ重要
ところからスタートだと思っています。

例えば
キティちゃんの身長はりんご5個分、体重はりんご3個分。
双子の妹のミミィちゃんがいて、ミミィちゃんはリボンが黄色。

どうでしょう。なんとなく作っていたキャラクターに対しての興味や愛情、
そしてそれをリクエストする相手をより喜ばせたいために自分のやれることは何だろう?
どんどん楽しくなってきませんか?

私の様に、人気のあるキャラクターをほとんどリサーチして、名前や設定、イラストなどを覚えていると
アニメやゲームをほとんど知らないのに、凄くマニアだと思われる弊害もありますが…
(ガン○ムとかポケ○ンとか…ほとんど知らないです)
名前しか知らない、何に出てくるキャラクターかも分からない相手からなんとなくのバルーンを作ってもらうのと、きちんとチャームポイントを覚えていて、自分がそれを好きな理由をちゃんと分かってくれる人に思いを込めて作ってもらったバルーンと、どちらの方が貰う相手は嬉しいでしょうか。



「願わくば、このコラムを読んだ方のバルーンががもっともっと可愛く素敵になりますように」


(H21.8.3)
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